• No.7056
  • 菓子・甘味

かしわ餅 (島根県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kashiwamochi_shimane.html)

島根県全域で端午の節句の時期になるとつくり、子どものおやつとしても親しまれている。「かしわ餅」としているが、かしわの葉は自生していないため、島根県ではその代替品としてサルトリイバラの葉でつくったものが根づいている。
「かしわ餅」の呼び名は、地域によってさまざま。東部では「かたらもち」、大田を含む西部では「まき」、隠岐では「かたりまんじ」と呼んでいる。また、同じ「まき」と呼ぶものに隠岐の「笹巻き」がある。県内だけでも地域によって多様な呼び名があり、奥深いことが分かる。サルトリイバラの葉もそれぞれの呼び名があり、かたらの葉、まきの葉、かたりの葉と呼ばれている。
サルトリイバラの葉は、トゲのある木質のツル植物で、ほかの植物にからみついて伸びる。トゲに引っかかるとサルでも身動きが取れないという意味で、「猿取り茨」という名前になったとされている。

2024/5/5 18:43:36 登録

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