• No.7041
  • 料理・グルメ

ばくだんおにぎり (島根県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/bakudanonigiri_shimane.html)

隠岐の島は、島根県の北東にある諸島で、4つの主島と180余りの小島で構成されている。面積は346.22km2。海岸線は延長468kmに及ぶ。
海に囲まれた隠岐の島は、収穫できる海藻類も多彩。冬はのりやアラメ、春はてんぐさや、ひじきなどがとれる。
北風が吹きさす12月から2月にかけ、岩のりの漁がはじまる。海面が静まる凪の日を狙い、水際の岩場に集まり岩に生えたのりをていねいに集める。この「のり摘み」は、隠岐の冬の風物詩となっている。
隠岐でとれる岩のりは、繊維が太く歯ごたえが良く、香り高いと評判である。収穫した岩のりは、小石などを取り除く下処理をおこない、板のり状に加工。ほとんどが地元で消費され、一部は県内外へと流通する。隠岐で食べられている「岩のり雑煮」の必需品でもあり、正月には欠かせない食材である。
その岩のりを贅沢に使い、弁当や間食によく食べられているのが「ばくだんおにぎり」である。丸く、大きく握ったおにぎりを覆うように岩のりが巻かれており、その見た目から「ばくだん」の名が付けられたという。

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ばくだんおにぎり

2024/5/5 17:09:43 登録

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