• No.7032
  • 料理・グルメ

もさえびの刺身 (鳥取県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/mosaebi_no_sashimi_tottori.html)

鳥取県で「モサエビ」と呼ばれるエビは、正式名称をクロザコエビという。海水温5℃程度、水深200~250mの深海域に生息する日本海でしか獲れない種類のエビで、北陸地方では「ガスエビ」、「ドロエビ」などと呼ばれ、日本海各地に根付いた食材である。
県内では、境漁港、鳥取港、網代漁港が主な産地として知られ、9月から5月まで沖合底びき網漁で漁獲される。カニシーズンと重なるため、隠れた存在になっているが、弾力のある食感や旨味が強く、甘味は甘エビ以上である。
モサエビは鮮度の劣化が早く、血液に銅イオンを含むため、空気に触れ半日もすると頭部が黒くなる。このため、従来より遠隔地への流通は難しく、地元でしか味わえない幻のエビといわれていたが、現在では少量だが、生きたまま県外へも出荷がおこなわれている。

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もさえびの刺身

2024/5/5 16:59:48 登録

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