• No.7021
  • 料理・グルメ

どんどろけ飯 (鳥取県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/dondoro_ke_meshi_tottori.html)

豆腐や地元産の野菜を入れた炊き込みごはんのことを鳥取県東部から中部地域にかけて「どんどろけ飯(めし)」という。「どんどろけ」とは方言で「雷」のこと。油をしき、熱したフライパンに豆腐を入れると、威勢の良いバリバリと炒める音が雷鳴のように聞こえることから名がついた。
昔は豆腐がごちそうであり、貴重なたんぱく源であった。各村々には豆腐小屋があり、自家生産の大豆を使って、何人かで集まって豆腐をつくっていたという。野菜は、その時期に採れる人参、ごぼう、ねぎなど旬のものを使い、干ししいたけや油揚げを入れて炊き込みごはんの味を引き立たせる、地元産づくしの伝統料理である。昔は野菜のみだったが、昭和になって鶏を飼うようになり、鶏肉を入れるようになった。もともとは炊き込みごはんだったが、炊飯器が普及した昭和半ばから、混ぜごはんになってきたそうだ。

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2024/5/5 9:54:03 登録 2024/5/9 8:52:47 更新

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