- No.7008
- 料理・グルメ
かきまでご飯 (和歌山県/日高地方)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kakimade_gohan_wakayama.html)
日高地方では、昔からお祝い事や法事、ひな節句、お祭りなど人が集まる行事で「かきまでご飯」が振る舞われてきた。これは、焼き魚の骨で出汁をとり、季節の野菜を炊いて味付けし、酒を入れて炊いたごはんに混ぜ合わせるもので、酢は使わない。「かきまぜ」がなまって、「かきまでご飯」と呼ぶ。かつて、日高地方ではサバがよくとれたことから、ごはんに混ぜるようになったのではないかといわれている。
ちらし寿司とは異なり、温暖な気候を生かして栽培する農作物や紀伊水道で漁獲される新鮮なサバを使った、やさしい味わいのまぜごはんである。
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2024/5/2 19:59:51 登録
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