- No.6982
- 料理・グルメ
大和の雑煮 (奈良県)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/yamato_no_zouni_nara.html)
奈良では、豆腐、祝だいこん、金時人参、里芋、丸餅などが入った白味噌仕立ての雑煮で、雑煮の餅を取り出して、砂糖入りのきな粉につけて食べる地域が多い。それぞれの具材にはいわれがあり、豆腐は白壁の蔵の象徴で、蔵が建つようにとの願いが込められている。一年間、家族円満に過ごせるようにと、餅は丸餅、野菜類も輪切りにして入れている。奈良県では雑煮に入れるために、直径3cm程度の細い大根が、「祝だいこん」として年末に販売される。また、子孫繁栄の象徴として、里芋を入れるのだが、奈良県の東部山間地域では、里芋の頭芋(八つ頭)を入れる。頭芋には、「人の上に立てるように」との思いが込められている。また、きな粉の黄色は、米の豊作を願うといわれている。
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2024/5/1 17:17:52 登録
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