- No.6974
- 料理・グルメ
高野豆腐粉と野菜の煮物 (兵庫県/北播磨)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/40_22_hyogo.html)
高野豆腐粉は高野豆腐を作る過程で出る粉で、とふ粉とも呼ばれている。とふ粉と刻んだ野菜を炒め煮にしたものが多可町の家庭料理としてよく食されている。
多可町での高野豆腐製造は、1852年に門田村の門脇定次郎が製法を高野山で学び、帰郷後、製造を始めたことから始まった。その後、明治時代には日清戦争や日露戦争で軍需用乾物として需要が急増し、製造業者も約90軒まで増加したという。昭和元年頃には、関西で最大の生産地の一つとなったが、第二次世界大戦の敗戦により、原料不足やインフレなどで衰退が始まった。現在では、町内に1軒の製造業者を残すのみとなっている。
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2024/5/1 16:20:39 登録
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