• No.6921
  • 料理・グルメ

壬生菜のからし和え (京都府/京都市)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/mibunanokarashiae_kyoto.html)

「壬生菜(みぶな)」は、京都市の壬生地区を発祥とする京の伝統野菜である。1800年代、みず菜の一変種が自然交雑することによって生まれたと伝わっている。みず菜と区別されるようになった時期ははっきりわかっていないが、文化元年(1804年)に残された資料によると「壬生に産する壬生菜」という記載がある。
みず菜と異なり、葉のふちに切れ込みが無く、丸いスプーン状になった葉が特徴である。さっぱりとした風味のみず菜と比較して、壬生菜にはぴりっとした辛み、苦味がある。
京都市内全域で栽培されているが、府内の主産地は南丹市日吉町である。漬物加工用に露地栽培もおこなわれているが、ビニールハウスでの周年栽培がおもである。年5回ほど収穫されているという。
京都府は、古くから府内で栽培されている野菜を「京の伝統野菜」として定め、ブランディングを図っている。ブランディングにあたり、明治以前に導入されたもの、府内全域が対象、キノコやシダをのぞく、といった定義を設けており、壬生菜も京の伝統野菜の一つとして取り扱われている。
壬生菜は「壬生菜のからし和え」をはじめ、和え物や浅漬け、サラダ、炒め物など幅広い料理に活用されている。

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壬生菜のからし和え

2024/4/29 17:00:36 登録

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