• No.6912
  • 料理・グルメ

ひとかわすし (滋賀県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/hitokawa_zushi_shiga.html)

「ひとかわすし」は、滋賀県蒲生郡桜川村でよくつくられた人呼びの時の箱寿司である。現在、東近江市に移行し、桜川西、桜川東、愛荘町辺りの東近江を中心に分布している。2升分の米が入る寿司桶に、飯と具材を4段、または5段に積み重ね押し寿司にする。色とりどりの具材を使い、何段も重ね押した寿司は豪華で、華やかである。数段重ねた寿司を一段ずつ取り、食すため、「ひとかわすし」と呼ばれている。また、「ひとかわすし」は、一度に20人から40人分の寿司がつくれるため、ハレの日や人寄びの際に食されている。尚、法事やお葬式にはちりめんじゃこを使わず、卵を湯葉に代えて精進の具にしてつくる。滋賀県には同様の箱寿司として、甲賀市水口町特産の水口干瓢を使う「宇川寿司」がある。全国各地に伝わるすしは、古くから日本人の食生活に受け継がれており、祭りや祝い事、通過儀礼等の様々な「ハレの日」に食されてきている。

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ひとかわすし

2024/4/29 16:36:23 登録

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