• No.6910
  • 料理・グルメ

白菜のたたみ漬け (滋賀県/湖北地域)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/hakusai_no_tatami_zuke_shiga.html)

白菜の葉を1枚ずつはがして赤唐辛子や昆布と漬けこむ「白菜のたたみ漬け」は、湖北地域で昔から食べられてきた葉茎漬けの手法を白菜漬けに応用したものである。伊吹山が望める姉川流域の地域で漬けると、漬けあがったものを包丁で切っても切り口が崩れにくいなどと伝えられている。地元の風土が培った独自の漬物である。滋賀県では10月から3月にかけて東近江市を中心に白菜が露地栽培されており、冬になると多くの家庭で白菜を使った漬物つくりが行われてきた。中でもこの「白菜のたたみ漬け」は見た目にも美しく、報恩講(ほうおんこう)、正月、神事(おこない)、法事、結婚式、建前(建築祝)等になくてはならない一品である。所々に千切り昆布、輪切り鷹の爪、青葉などを挟んでいく場合もある。年間を通して食べられているが、夏期は白菜が入手困難であり、また暑くなると失敗しやすいため漬けない。

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白菜のたたみ漬け

2024/4/29 16:34:56 登録

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