• No.6857
  • 料理・グルメ

味噌田楽 (愛知県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/misodengaku_aichi.html)

豆腐は、奈良・平安時代には既に中国から伝わっていたとされ、精進料理の中の貴重なタンパク源として、貴族・武家社会で食べられるようになったといわれいてる。江戸時代に出版された豆腐の料理本「豆腐百珍」には数多くの豆腐料理が紹介されており、その中に豆腐を切って串に刺し焼いて食べる「田楽」も紹介されている。
平安時代中期ごろから、農村では、田植えの時期などに太鼓の音に合わせて田んぼで踊る風習があり、これを「田楽舞い」と呼んでいた。この田楽舞いを生業とする田楽法師が、いつも白い袴に色付きの上着を着て、一本棒に乗って踊っていたことから、その姿が白い豆腐の上に味噌をのせて串で焼いた豆腐料理と似ていたため、「味噌田楽」や「田楽」などと呼ぶようになったといわれる。
愛知の「味噌田楽」の歴史は古く、その特徴も地域によってさまざまである。三河地域のお店では菜飯と田楽をセットで出す「菜飯田楽」が名物となっており、尾張地域では、生麩を揚げて赤みそを塗った「麩田楽」がある。「菜飯田楽」は江戸時代の東海道の宿場町でも名物にする店があった。

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味噌田楽

2024/4/25 12:42:18 登録

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