- No.6853
- 料理・グルメ
かきまわし (愛知県)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kakimawashi_aichi.html)
古くから愛知県では、かしわ(とり肉)を使った料理が好まれてきた。愛知県における養鶏は江戸時代後期からはじまり、発展をしながら、明治初期には、有名な「名古屋コーチン」が誕生。現在にいたるまで、養鶏が盛んである。そのため、愛知県ではとり肉料理が多い。手羽先や焼き鳥、水炊き、「かしわのひきずり」に加え、「とりめし」も人気である。
江戸時代は、とり肉が貴重だったため、とり肉が入っていない「とりめしまがい」が食べられたが、鶏の孵化技術が愛知県に持ち込まれて養鶏が盛んになる中で、卵を産まなくなった成鶏をおいしく食べようと「とりめし」がつくられるようになった。成鶏は身がかたいため、ほぐしてごはんの中に混ぜこむことで美味しく食べられるようにしたのがはじまりだといわれる。
また、愛知県では、「とりめし」などの混ぜごはんのことを「かきまわし」や「かきまし」と呼ぶ地域がある。炊き上げたお米と別で味付けした具材を、しっかりかき混ぜることから「かきまわし」、「かきまし」と呼ばれるようになったといわれる。
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2024/4/25 11:23:20 登録
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