- No.6838
- 菓子・甘味
初午だんご (岐阜県)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/38_25_gifu.html)
明治から昭和初期にかけて、自給自足だった暮らしの中で盛んに行われた養蚕。貴重な現金収入を得ることのできる家内作業として、岐阜県内の養蚕に適した地域では、多くの家庭で蚕を育て、繭を取り出荷していた。
蚕が食べる桑の葉の準備が始まる前、2月の初午(はつうま)の日に、繭が上質で多く生産できるように願いを込め、神様に繭の形をした団子「初午だんご」をお供えし、食した。
白川村では、初午だんごを供えるだけではなく、豊蚕を願う蚕飼(こがい)祭りがあり、伝統芸能である「春駒踊り」が演じられる。春駒踊りは、住民が七福神と舞子に変装して踊る祝い踊りで、近年は、蚕飼祭りで披露されるばかりでなく、正月や結婚式などハレの日にも演じられている。
アクセス 2 pt
2024/4/24 17:09:57 登録
[次] → 漬物味噌煮