- No.6835
- 料理・グルメ
赤だつの酢ぶて (岐阜県/山県市)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/38_22_gifu.html)
里芋の葉柄部(ずいき)を、合わせ酢で和えた料理。「だつ」とは「ずいき」のことで、赤いもの「だつ」を「赤だつ」と呼ぶ。
伝承地である山県市の北部は、山間のため平地が少なく米がとれない地域だったが、石灰質のやせた土壌が芋の栽培などには適していた。だつは食すと「古血を洗い、母乳の出も良くなる」と古くから言われており、産婦の体力回復を願って食べさせたと言われている。
赤だつは、酢で和える他にも、炒ってから酢と和える酢炒りや、重しをのせて酢に漬けるなどいろいろな料理に使われ、今でも親しまれている。
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2024/4/24 17:06:55 登録
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