- No.6832
- 菓子・甘味
水まんじゅう (岐阜県/大垣市)
「水まんじゅう」は、くず粉とわらび粉で作られた生地であんを包み、井戸水で冷やしたまんじゅうである。水まんじゅうが誕生したのは明治時代といわれ、水の都といわれる大垣には、豊富な地下水を利用して野菜や果物を冷やす「井戸舟」が各家庭にあり、それを冷蔵庫代わりにしていた。そうした中、「夏に食べられる冷たいお菓子を」と開発されたのが水まんじゅうである。
開発当初は、くず粉のみを使っていたそうだが、くず粉は水に溶けやすい上に、水で冷やすとかたくなってしまうので、水に強いわらび粉をまぜることで、もっちりとした食感の水まんじゅうが完成したと伝えられている。
・大垣市は水まんじゅう発祥の地! 明治初期、大垣の水を使って、夏の冷たいお菓子として考案!
・やがて、より冷たくするために氷水スタイルになり、約30年前には氷水で食べられていた!
・大垣の水まんじゅうは葛粉とわらび粉で作るため、水に浸しても溶けにくい!
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2024/4/24 17:02:33 登録 2024/8/5 17:29:10 更新
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