- No.6818
- 菓子・甘味
とびつき団子 (福井県)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tobi_tsuki_dango_fukui.html)
「とびつき団子」は、昔はお盆のお供えとしてどの家庭でも必ずつくられていた伝統菓子。一見おはぎのようだが、歯切れをよくするために、もち米にうるち米を1割ほど混ぜてつくった餅に、しっかりと形を残したササゲをまぶしてあり、素朴で甘さを抑えた味が好まれている。ササゲは外皮をはじかせないようにするため、水で煮たあと砂糖水に浸す。甘味をつけるようになったのは近年で、かつては塩味も珍しくなかった。薄赤いササゲが、なかの餅に飛びついたように見えるので、この名前がついたとされる。また、あまりにも美味しいため、飛びつくように食べてしまうからとも言われる。もともとはどの家でもササゲが自家栽培され、お盆につくられるほか、嫁いだ女性が実家へ帰る際の手土産でもあった。
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2024/4/24 10:21:21 登録
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