• No.6734
  • 料理・グルメ

けんさん焼き (新潟県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kensan_yaki_niigata.html)

「けんさん焼き」は、おにぎりの上にしょうが味噌や甘味噌などをぬって焼いた郷土料理。「けんさし焼き」「けんしん焼き」「けんさ焼き」ともいい、名前の由来は上杉謙信が戦時に兵糧として、冷めてかたくなってしまったおむすびを剣先に刺して焼いて食べたのがはじまりといわれている。また、昔は交通機関も発達していなかったため、里帰りのときは雪道を徒歩で移動した。そのため、実家に着くのは夜も更けたころ。寒さで凍え、お腹をすかせた娘のために実家では囲炉裏でけんさ焼きをつくって待っていたといわれる。また、お茶漬けにもでき、冬の夜長に話が咲いたり、お酒の後の夜食として食べることもあったようである。新潟県は米を中心とした主食の豊かな食文化があり、主食やおやつに米を使ったものが多く、「けんさん焼き」もその一つである。

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2024/4/22 10:14:34 登録

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