• No.6710
  • 料理・グルメ

ところてん (静岡県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/36_12_shizuoka.html)

伊豆半島はところてんの原料となる天草の日本一の産地(※)である。約1600年前から天草漁が行われており、ところてんの原料や肥料としても利用されていたという。天草はテングサ目テングサ科であり、主にところてんに使用されるのはマクサとオオブサとよばれるもの。マクサは西伊豆で主に収穫され、柔らかく粘りのあるところてんとなる一方、オオブサは東伊豆で多く取られ、太く硬いしっかりとしたところてんになるといわれている。
伊豆では昔から家庭において、天草から煮て固めたところてんを、突き器で突いて細長く出てきたものを食べ、また駄菓子屋でも販売されていたため、子どもたちのおやつとしてかかせないソウルフードであった。
西伊豆の土肥町の八木沢海岸では、春から初夏にかけて天草の収穫と天日干しが盛んに行われ、海岸には赤いじゅうたんを敷きつめたような光景が見られる。
※出典:伊豆ところてん倶楽部

2024/4/19 16:08:08 登録

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