- No.6634
- 料理・グルメ
親子丼 (東京都)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/34_12_tokyo.html)
親子丼とは煮立てただし汁と調味料で鶏肉と玉ねぎを煮たのち卵でとじた具を白飯にのせたどんぶり料理。
起源については諸説あるとされるが、東京においては明治20年頃、軍鶏料理専門店「玉ひで」で鶏すきの締めに残った肉と割り下を卵とじにしてご飯とともに食べていた客がおり、これを「親子煮」と呼んでいた。のちの明治24年、玉ひで五代目秀吉氏の妻・とくさんがこの親子煮を食べやすくご飯にのせて一品料理としたのが「親子丼」の始まりとされる。当時は出前専用の料理として提供しており、特に注文の多かった兜町、米屋町、日本橋を中心にこの味が人々の間で人気になり、やがて全国に広まった。
家庭では現在、鶏もも肉とともに玉ねぎやねぎを入れ、卵のかたさもそれぞれ好みの頃合いで調理するまでに一般家庭の定番料理として親しまれているが、元祖玉ひででは醤油とみりんの香りを生かした鶏肉と卵のみが本家本元の親子丼とされる。
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2024/4/17 14:35:04 登録
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