• No.6628
  • 料理・グルメ

にぎりずし (東京都)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/34_2_tokyo.html)

にぎりずしは、酢飯の上に具材をのせた日本を代表する料理の一つである。
平安時代は保存食として塩魚を炊いた飯でつけ、飯が発酵した酸味のついた漬物を「熟れ寿し(なれずし)」として食べられていた。このなれずしは江戸時代には姿をいろいろに変えて、早ずし、押しずしそしてにぎりずしができた。現在は手巻すしも人気となり、にぎりずしは世界各国に広まっている。江戸時代に庶民の小腹を満たす屋台食として人気を得たにぎりずしは高級化と手軽化の工夫で発展した料理である。平安時代のなれずしも各地域で工夫されて、晴れ食にも用いられるすしなど、現在でも伝承され食べることができる。滋賀のなれずしは有名である。
江戸では、江戸三鮨として、松崎喜右衛門の「毛抜すし」、華屋与兵衛の「与兵衛寿司」、堺屋松五郎の「松が鮨」が挙げられ、にぎりずしの普及に大きく貢献したと伝えられる。
江戸前寿司は赤酢で締めた米飯に、コハダやサバなどを締めたもの、煮アナゴや蒸しエビなどの火を通したもの、卵焼きといった、煮る、蒸す、ゆでる、ヅケ、昆布締め、酢洗いなど下ごしらえを施したものをネタとする。

2024/4/17 13:32:35 登録

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にぎりずし

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