• No.6611
  • 料理・グルメ

いわしの卯の花漬け (千葉県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/iwashino_unohana_zuke_chiba.html)

九十九里地域は、海の幸、里の幸の宝庫であり、特に古くから知られる好漁場である。九十九里地域を代表する海の幸であるイワシは、江戸時代から漁獲量が多く、「海の米」とも例えられる。九十九里の食卓でなじみの魚であるイワシのおいしさと豊富な栄養成分を生かした料理は多種多様である。その中でも11月~3月頃にとれるイワシを使ってつくられる「いわしの卯の花漬け」は、お正月のおせちや祭りなどの行事に食される郷土料理である。また、保存食や常備食としても日常的に食べられる。
「いわしの卯の花漬け」は、水揚げされたイワシを新鮮なまま酢漬けにし、更におからで漬け込んだ料理である。おからの色が白くおからが卯の花(うつぎの花のこと)と呼ばれることから、卯の花漬けとも言われている。おからは、豆腐をつくる際にできる大豆の搾りかすであるため、食物繊維を豊富に含むヘルシーな食品である。このおからで漬け込むことにより、型崩れを防止し、酸化を抑えることができるという。

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いわしの卯の花漬け

2024/4/17 11:35:57 登録

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