- No.6607
- 料理・グルメ
かいそう (千葉県)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kaisou_chiba.html)
「かいそう」の元となる、コトジツノマタは、潮間帯の岩上に付着する、高さ20cm程度の海藻である。規則正しく、二又に分枝しながら成長していく。その枝のかたちが琴の弦を支える琴柱に似ていることから、この名がついたといわれる。火にかけるととろみが出て、冷ますと凝固する特性を生かし、古くは石けんや接着剤として使われていた。年末になると、銚子から商人が正月用にコトジツノマタを売りにきたことから、おせち料理につくられるようになった。
正月に、味の濃いお節料理ばかりでなく、さっぱりとした「かいそう」を食べて、お腹のこなれを良くするという習慣がある。また、小正月に行われる御歩射(おびしゃ)祭りに使われる地域もある。
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2024/4/17 8:49:42 登録
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