• No.6603
  • 料理・グルメ

聖天ずし (埼玉県/熊谷市妻沼地域)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/33_29_saitama.html)

熊谷市妻沼地域は、江戸時代は利根川の水運で栄え、田んぼと畑の豊かな大地に米や妻沼在来大豆が栽培されてきた。貴重な米と高価であった油揚げを用いた聖天ずしは、祭事や行事の日に食べられるハレの日の料理あった。 妻沼の聖天様と言えば門前で売られる聖天ずしと言われるように、聖天ずしは、江戸の昔から変わらぬ味と姿で現在まで食べ継がれてきた。 聖天ずしは、稲荷ずし3本と巻きずし4切れを1人前としており、その大きさから腹持ちが良いことも、地域の人々に好まれた理由の一つである。 また、聖天様として地域の人々に親しまれている妻沼聖天山歓喜院は、大名や豪商が寄進して作られたものではなく、地域の人々の寄付で建立された歴史があり、講を作り妻沼聖天山を詣でる際のハレの食事としても地域に広まった。

2024/4/16 15:50:57 登録

アクセス 0 pt

聖天ずし

[次] → 太巻ずし

ページの先頭