• No.6596
  • 菓子・甘味

うでまんじゅう (埼玉県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/33_18_saitama.html)

小麦文化が根付き、様々なまんじゅうが作られてきた埼玉県。中でも所沢市は、かつては麦類、いも、お茶などを中心とした畑作地帯で、麦は冬の代表的な作物であった。麦は秋の終わりに種をまき、翌年6月下旬に収穫が行われる作物。そのため、お盆の時期には、特に香りの良い新小麦が手に入った。その新小麦を使って作られるのが「うでまんじゅう」であった。「うでまんじゅう」とは、「ゆでまんじゅう」がなまった言葉で、蒸すのではなく、たっぷりのお湯でゆでるのが特徴。ゆでることにより、蒸したまんじゅうよりももっちりとした食感に仕上がる。小麦粉をこねてゆでただけのものを指すこともあるが、その時々の時代や地域によっては、あんこを包んだものを指すこともある。

2024/4/16 15:28:51 登録 2024/4/16 15:29:37 更新

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うでまんじゅう

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