- No.6558
- 料理・グルメ
草餅 (栃木県)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/31_24_tochigi.html)
「草もち」は、餅草(よもぎ)を入れてついた餅で、餅草が芽を出し幾分育った3月中旬頃から4月中旬頃の行事に食べる風習がある。
ひな節句(桃の節句、三月節句ともいわれる)に、草もちをひな飾りに供え、きな粉等をつけて食べる風習があるが、もともとは旧暦でのひな節句でのことである。近年のように新暦3月3日にひな節句を行うようになると餅草が手に入らないことがあり、和菓子店で作った草もちを用いることが多い。初めての女の子が生まれ初節句を迎える家では、嫁や婿の実家から贈られたひな人形を座敷などに飾って子どもの無事成長を祈るが、この時、嫁が実家に里帰りする風習がある。ひな飾りに紅白のひし餅や白酒を供える家もあるが、草もちだけは必ず供えた。
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2024/4/11 15:48:40 登録
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