- No.6556
- 料理・グルメ
鮎めし (栃木県/那珂川中流域)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/31_22_tochigi.html)
鮎と米を炊き込んだ「鮎めし」は、那珂川や鬼怒川など鮎の獲れる川筋の人々が昔から作ってきた郷土料理。那珂川は古くから鮎漁が盛んな場所として「西の四万十川、東の那珂川」と称されるほどで、日本有数の漁獲量を誇る。平成14(2002)年には日本釣振興会により「天然アユがのぼる100名川」に選定されたほどである。
内陸部の栃木県では川魚は貴重なたんぱく源として重宝されていた。中でも鮎は、祭りや農休日などの特別な日に食され、一度に食べきれない分は串に刺し、それを巻きわらに突き刺し囲炉裏のかたわらに吊り下げて保存するなど大切に扱われてきた。素焼きにした鮎とご飯を一緒に炊く「鮎めし」は、数ある鮎料理の中でも手軽に作ることができ、庶民に親しまれてきた料理である。
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2024/4/11 15:46:38 登録
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