• No.6461
  • 料理・グルメ

とろろまんま (秋田県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/29_24_akita.html)

「とろろまんま」はすり鉢ですりおろした「やまのいも」に濃いめの味噌汁を入れてのばした料理。
長芋よりもコシのあるやまのいもで作るのが秋田流。やまのいもは通常「つくねいも」として流通しており、げんこつの固まりのような丸くて黒い外見と、水分が少なく白く粘りの強い中身が特徴だ。米どころ秋田では、稲作との作業競合のないやまのいもは栽培しやすかったこともあり、特に大館市で生産を伸ばしてきた。
昔から精のつく栄養価の高い食べ物として珍重されてきたとろろは、魔除けの力があると信じられ、正月元旦に必ず食べる風習がある。地域によっては、2日もしくは3日の朝という地域もある。由利地域では家の門の間にとろろを直線に撒き、無病息災を願うという風習、大仙地区では「とろろ汁」として元旦に神棚にお供えするという風習がある。また、ご祝儀の次の日は家庭が円満になるようにとろろめしを食べるという地域もあり、とろろは縁起のいいものとされている。

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2024/4/8 17:40:13 登録

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