• No.6458
  • 料理・グルメ

鯉の甘煮 (秋田県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/29_20_akita.html)

「鯉の甘煮」は、血抜きした鯉を輪切りにして甘辛くじっくりと煮付けた料理。秋田県以外では、山形県、茨城県、長野県などでも食されていることが知られている。
鯉は昔から貴重なタンパク源として重宝されており、秋田県内陸地方ではお正月、お祭りや結婚式などハレの日のごちそうとして食されてきた。秋田の清水で育った鯉は泥臭さや生臭さが少なく、時間をかけて甘辛くやわらかく煮付けられた甘煮は秋田県民のあいだで愛される。上品な身、歯ごたえのある皮、弾力のある卵などそれぞれの部位に独特のうまみを持っているのが特徴。
県の内陸地方では普段から淡水の鯉を甘煮だけでなく、たたきや鯉こく(味噌汁)で食べる風習があるが、地域によっては甘煮をおせち料理の一品として必ず入れている。
お嫁さんを迎える家では「来い」と「鯉」をかけてご祝儀でよく出されていた。

2024/4/8 17:34:03 登録

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