- No.6438
- 料理・グルメ
がんづき (宮城県)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ganzuki_miyagi.html)
雁(がん)の肉に似ていることからその名がついたといわれる「がんづき」は、宮城県民にとってはおなじみのおやつ。小麦粉、ベーキングパウダー、黒砂糖、水だけでつくるシンプルな蒸しパンである。ふんわりしつつも、しっかりした食べ応えがあるのが特徴で、手づくり感覚あふれる素朴な郷土菓子となっている。
日常の気取らないおやつや軽食のほか、農作業の合間には小腹を満たすために食された。また、子どもたちのおやつとしてもよく食された。黒砂糖噌を使用するため、茶色系の蒸しパンで、「黒がん」と称されている。地域によっては小麦粉と黒砂糖、卵などを主原料に、重曹、酢を加え、クルミやゴマ、醤油、味噌などをいれ蒸し上げてつくる地域もある。この色の濃いふわふわした「黒がんづき」に対して、白砂糖を用いて牛乳を加えてつくる、ういろうのようなの「白がんづき・白がん」がある。
宮城県だけでなく、岩手県でも同じようにおやつとして食べられている。
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2024/4/5 16:12:38 登録
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