• No.6436
  • 料理・グルメ

いわなの塩焼き (宮城県/栗原市)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/iwanano_shioyaki_miyagi.html)

イワナは清らかな水が流れる源流地帯の上流域にのみ生息する魚。なかなか釣ることが難しいこのイワナを、日本で初めて養殖したのが宮城県である。清らかな水で育てられた養殖イワナは臭みがまったくなく、甘味のある身が特長となっている。皮も柔らかく、シンプルに塩焼きにして食べるのが王道。古くから庶民の味として親しまれている。
また、宮城県では生食用イワナの開発を始め、2013年、水産技術総合センター内水面水産試験場では、宮城県固有の原種イワナを使った「伊達いわな」の開発に成功。現在、イワナ養殖発祥の地である栗原市をはじめ、大和町や白石市などでも「伊達いわな」を養殖している。
「伊達いわな」は卵を持たないように改良され、産卵期の成長停滞や身質低下が起こらない。そのため、2~3年で体長約50cm、体重約1kgの大型に成長する。厳しいブランド管理指針で管理されており、800g以上に育った大型のイワナだけが「伊達いわな」と名乗ることができる。
生食用の出荷を目的に開発された「伊達いわな」は、生産環境やエサを厳重管理されており、川魚特有のクセがない。そのため、刺身などの生食用のほか、高品質な白身で身幅も広いことから、和洋中問わず幅広い料理に使用されている。

2024/4/5 16:10:33 登録

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いわなの塩焼き

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