• No.6423
  • 料理・グルメ

うこぎのほろほろ (岩手県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/28_19_iwate.html)

「うこぎ」はたらの芽、うどと同じウコギ科の落葉低木で、樹高は2~7m。短枝が多く、4~7mmの細いとげがある。山野に自生しているが、岩手県や山形県では、古くから食用を兼ねた垣根として利用されている。春に伸びてきた新芽を収穫し、食用にする。日本に「うこぎ」が入ってきたのはかなり古く、日本最古の本草書「本草和名」(918年)にも記載がある。主に救荒食品として活用された歴史があるが、実は栄養価が高く、ポリフェノールや食物繊維、カルシウム、ビタミンC、などを豊富に含んでおり、近年では抗酸化作用や血糖値低下作用、コレステロール低下作用、腸内環境改善などの効果があることがわかってきている。
「うこぎのほろほろ」は、「うこぎ」をゆでて刻み、味噌漬けの大根やくるみを細かくしたものを混ぜてふりかけのようにしたもの。「ほろほろ」という名前の由来は、かつて南部藩の武士が食べようとしたら箸からほろほろとこぼれ落ちてしまったからと言われる。現在でも盛岡周辺では生垣や畑の端に「うこぎ」が植えられている。

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2024/4/5 14:34:52 登録

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