• No.6419
  • 料理・グルメ

伝統餅料理 (岩手県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/28_6_iwate.html)

県南地域は比較的温暖な気候で古くから米の生産が中心であり、米が安定して栽培されていた。江戸時代、一関や平泉一帯を治めていた仙台藩の命により、毎月1日と15日に餅をついて神仏に供え、平安息災を祈るようになり、それが習慣となっていった。一関市では、「餅暦」によって季節の節目や行事ごとに年間60回以上も餅を食べる風習がある。また、武家では、冠婚葬祭時に「餅本膳」と呼ばれる儀礼食が食べられていた。祝儀にも、不祝儀にも「餅本膳」を食す伝統は一関地方ならでは。
「餅本膳」の席では、「おとり餅役」と呼ばれる仕切り役が口上を述べながら進行する。食べ方にも作法や決まりがあり、礼儀作法の「小笠原流」と、料理の家元「四条流」の流れをくんだものといわれている。
「餅本膳」の中には「雑煮」をはじめ「ずんだ」「じゅうね」などの食材を餅に絡めて食べる料理などがある。

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2024/4/5 13:23:44 登録

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