- No.6264
- 菓子・甘味
ジャンボ餅 (鹿児島県/鹿児島市)
・ジャンボとネーミングされているのにサイズはミニ!
・地元のスーパーやデパートなどで売られているほか、鹿児島市吉野町の磯海水浴場周辺には半径400mにジャンボ餅の提供店が5軒ある!
・ジャンボ餅の特徴は、とてもやわらかい餅と、独特の甘辛いタレ!
・商品名の「ジャンボ餅」を漢字で書くと「両棒(リャンボウ)餅」。読み方が「リャンボウ餅」→「ジャンボ餅」になったという。
・醤油味だけでなく、味噌味も定番!
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/jambomochi_kagoshima.html)
「じゃんぼ餅」とは、つきたての餅やもち米粉を使っただんご串を2本さして、とろみのある砂糖醤油ダレをかけて食べる、鹿児島県で古くから親しまれている料理である。「じゃんぼ餅」は、「両棒餅」と書く。
「じゃんぼ餅」の歴史は非常に古く、南北朝時代、後醍醐天皇の子である懐良(かねなが/かねよし)親王が、鹿児島市の谷山城に滞在していた際、谷山城主の谷山隆信が親王を慰めようと、餅をつくってそこへ2本の串をさし、味噌と黒砂糖を煮つめたものをかけて出ししたところ、料理の名を聞かれ、とっさに「両棒(じゃんぼ)」といったのがはじまりだという逸話がある。江戸時代に入ると谷山から薩摩藩主の島津氏に献上されるようになり、そこから磯地域で「じゃんぼ餅」が広まったといわれる。
ほかにも「じゃんぼ餅」の名の由来は諸説存在する。昔、上級武士は刀を腰に2本さしており、その姿に似ていることから、この名がついたといわれている。また“両棒”を“じゃんぼ”と読むのは、中国語からきているといわれており、中国語で“両”は“リャン”と発音し、これが鹿児島県で“じゃん”と訛って「じゃんぼ餅」と呼ばれたのではないかともいわれている。
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2022/11/7 11:21:12 登録 2024/5/13 19:36:36 更新
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