- No.5747
- 菓子・甘味
ういろう (山口県/山口市)
・ういろう(外郎)は、山口市を代表する味!
・山口県には、山口市内を中心に30もの、ういろうメーカーがひしめく「ういろう王国」。
・山口のういろうは、名古屋銘菓の「ういろう」との違いは、折り曲げても割れないほど、抜群の弾力感! わらび粉を使っているため弾力がある(名古屋のういろうは、米粉を使用する場合が多いという)。
・山口には、出来たて蒸したてをそのまま包装した「生ういろう」と、日持ちさせるため真空パックした「ういろう」がある!
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/43_25_yamaguchi.html)
名古屋をはじめ、京都や小田原などが産地として知られる「外郎」。特に、戦後の物資不足の中で原料調達に奔走し、和菓子作りに取り組み、全国に向けて販売していた名古屋が有名だ。そんな「外郎」は、山口県も産地として知られている。名古屋の外郎は米粉と砂糖を主原料に蒸して仕上げるお菓子で、もっちりとした食感とずっしりとした重量感が魅力。しかし、山口県の「外郎」は、ワラビ粉を使うことでブルブルとした弾力と、モチモチとした食感が生まれている。また、地元では「おっとり」と表現される、独特のなめらかさも特徴的だ。室町時代から親しまれてきたと伝えられ、古くから山口県で愛されている伝統の銘菓だ。日々のお茶菓子として親しまれているものだが、上品な甘さと独特の風味が珍重され、お土産や引き出物などの贈答品としても利用されている。専門店や和菓子店によっては、抹茶や小豆、栗、ゆずなどを加えた物も販売されている。
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2018/5/4 23:39:39 登録 2024/5/6 15:17:53 更新
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