- No.5205
- 料理・グルメ
黒はんぺんフライ (静岡県/焼津市)
黒はんぺんをフライにしたもの。
ビールのあてとして重宝されています。
黒はんぺんは、鯖や鰺、鰯など、新鮮な多獲性の青魚を主原料にした練り製品。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/36_1_shizuoka.html)
黒はんぺんは、鯖、鰺、鰯などをすり身にして茹でた物であり、形は半円形で色は灰色の練り物である。焼津の特産品であるが、ほぼ県内全域で食されている。県外では、はんぺんといえば白い練り物だが、静岡県では、通常「黒はんぺん」のことをさす。白いはんぺんは、魚の身の部分だけ使っているため白くなるが、黒はんぺんは魚の骨や皮を丸ごと練り込んでいるため灰色になる。黒はんぺんは、フライの他、煮物、焼き物、さらには静岡おでんの具材にもなっている。
黒はんぺんをフライにした「黒はんぺんフライ」は、家庭でも作られ、スーパーなどのお惣菜コーナーでも販売されている。魚のうまみが凝縮されたはんぺんを油で揚げることで香ばしさも加わり、地元では子どもから大人まで世代を超えて親しまれているお惣菜である。
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2015/7/10 19:11:40 登録 2024/4/19 14:10:51 更新
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