- No.4781
- 料理・グルメ
うずみ (広島県/福山市)
庶民がぜいたくをしていると思われないよう、ごはんの下にごちそうをかくして食べたのが始まり。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/42_2_hiroshima.html)
「うずみ」は、江戸時代に具をご飯の下に埋(うず)めて質素に見せかけて食べたことが始まりといわれる。だしで煮たエビや鯛、里芋などの野菜をわんに入れ、汁をかけた上にご飯を盛って食す。中国地方には福山市以外でも、島根の石見地方の「うずめ飯」や岡山の「備前ばら寿司」など「埋める(うずめる)」食文化が存在する。 昭和40年代までは、秋の収穫を祝う料理としてよく食されていた。具材は地域ごとに違いがあり、おもに里芋、にんじん、松茸、しいたけ、エビ、鯛、鶏肉などが使われる。だし汁にも地域差があり、瀬戸内海に面した南部はいりこを使い、北部の山間部では干ししいたけを用いる。
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2014/11/5 17:36:58 登録 2024/5/6 13:06:05 更新
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