- No.4740
- 料理・グルメ
三角ちまき (新潟県)
もち米を笹で巻いて蒸したもの。きな粉をかけて食べる。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/sankaku_chimaki_niigata.html)
新潟県には、全国的にめずらしいシンプルで素朴な味わいがする「三角ちまき」がある。もち米を笹で包んで三角に折り、イグサで縛ったものをたっぷりのお湯でじっくり2時間ほどかけてゆでたもち米だけのシンプルなちまき。きなこをかけていただく。知名度としては、笹団子よりはやや低いかもしれないが、日本のちまきの中でもっとも古いともいわれているという。奈良・平安時代には三角ちまきが存在していたことが書籍にも残っており、『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』 (931~938に編纂された辞書)には、アクで煮こむという製法が掲載されている。
また、笹には防腐効果があることから昔は保存食としてつくられ、農作業の合間に食べていた。ゆでたあとでもそのまま水の中に入れておけば固くならず、3日から4日ほど保存が可能だという。戦国武将の上杉謙信が戦の際の携行食として考案したとの言い伝えも残っている。
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2014/11/5 12:17:59 登録 2024/4/22 10:16:04 更新
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