- No.4712
- 料理・グルメ
つとっこ (埼玉県/秩父地方)
餅米と小豆を栃の葉で包み茹でたもの。「包みっ子」から派生したと言われる。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/33_24_saitama.html)
栃の葉とわらひもでもち米を包んで炊いた「つとっこ」は、古くは武士が戦場へ持っていく携帯食であった。当時は穀物を包み、食べる前に蒸して食べられていた。昭和初期には、野良仕事の際の昼食として、また子どものおやつとしても食べられていた。青々とした栃の葉が手に入る5月の節句の行事食でもある。
秩父地域では、新緑の頃、みずみずしい栃の葉を使い5月の節句の行事食として作った。栃の葉で包んでいるため保存性があり、農繁期の食事としても重宝された。
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2014/11/4 15:09:16 登録 2024/4/16 15:45:48 更新
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