- No.4548
- 料理・グルメ
いもたき (愛媛県)
初秋に月を見ながら、河川敷で大鍋を囲み懇親する行事食です。里芋と厚揚げ、鶏肉、その他の具は地域によって様々。宇摩地方や大洲地方のいもたきが有名です。
・河川敷で里芋を煮て食べる秋のレジャー「いもたき」は、愛媛県内の約10カ所の河川敷で開催!
・開催される時間帯は夕方から夜!?
・西条市の「西条いもたき」(8月中旬~10月上旬)はキャパ1000人、愛媛県最大の会場!
・松山市の「出合のいも炊き」(9月中旬~10月下旬)は、松山市発祥の伝統芸「野球拳おどり」をするお楽しみも!
・いもたきは江戸時代中期、大洲地域の農民の風習が起源とされる。現在のスタイルは昭和41年に大洲市「いもたき会場」で誕生。やがて県内各地に広まったという。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/imotaki_ehime.html)
「いもたき」の発祥は、大洲市とされており、鶏肉、里芋、こんにゃく、しいたけなどの具材を煮込んだ鍋料理で、加藤家が藩主として治めていた350年以上前にまでさかのぼる歴史をもつ。お籠りと呼ばれる伝統行事でふるまう鍋に、各自が地元名産の里芋を持ち寄ったことがそもそもの始まりといわれている。
昭和41年(1966年)には市の観光事業となり、河川敷で月を肴に里芋を味わうこの事業は、全盛期には年間7万人以上を動員していたという。妙法寺河原では、名物の鵜飼いと重なる時期が1ヵ月間あり、右手に見える臥竜山荘(がりゅうさんそう)のライトアップと共に風景も楽しめる。秋になると河原で鍋を囲む姿が見られる。大洲市のほかにも各地で「いもたき」がおこなわれ、愛媛の中秋の風物詩になっている。
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2014/7/9 11:39:24 登録 2024/5/6 19:47:45 更新
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