• No.4532
  • 料理・グルメ

ヒージャー汁(山羊汁) (沖縄県)

山羊料理は、山羊薬(ヒージャーグスイ)として農村での栄養補給源として大いに役立っておりました。現在でも祝い事があると大鍋で長時間煮込んだ山羊汁を大勢にふるまう習慣がある地域もあります。 山羊は、独特な臭みがあるため、よもぎや生姜をたっぷり入れ、塩味で食べます。また、皮付の肉は火であぶり刺身風にして食べます。

・ヤギ汁とは、ヤギ肉とフーチバー(ヨモギ)で作った沖縄県の郷土料理!
・独特のニオイのため、沖縄県民でも好き派より苦手派が多い!?
・ヤギ汁には脂肪酸の中でも一番ニオイが強いとされる部類が含まれ、これが独特のニオイを発生!?
・愛してやまない県民も確実にいて、沖縄県内にはヤギ料理店が70軒以上ある!
・ヤギ汁は、沖縄県では新築祝いに振る舞うなど、「ハレの日」グルメの定番!

ぶつ切りにしたヤギの肉や内臓などを塩で煮込んだ汁。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_29_okinawa.html)

ヒージャーは山羊のことでフィージャーとも呼ばれる。ヒージャーの肉、骨付き肉、内臓などを大鍋でじっくりと煮込み、匂いの強いフーチバー(よもぎ)やンジャナ(苦菜)入れ、塩味で仕上げる料理。独特の味と強い臭いが特徴で、好き嫌いが分かれる料理である。ヤギ肉はさばいたらなるべく早く食べるのがおいしいと言われていることから、人々が大勢集まって食すことが多い。そのため、親類縁者の祝い事、棟上げ・新築完成祝いなどで振る舞われる。ヒージャーは、県外ではあまり見かけない食材であるが、沖縄県では、“ヒージャーグスイ(ヤギ薬)”として珍重されてきた栄養価の高い食べ物である。 体を温める効果や病気やけがをした際の回復薬として親しまれてきた。現在は医学の発達にともないその側面は衰退し、伝統的な食文化として愛されている。

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ヒージャー汁(山羊汁)の写真準備中

2014/7/9 11:31:17 登録 2024/6/2 9:49:16 更新

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