• No.4413
  • 料理・グルメ

がん汁 (大分県/宇佐市)

宇佐市内を流れる駅館川などで取れたモクズガニを使う。秋から春ごろまでがおいしいとされる、宇佐市の代表的な郷土料理の一つ。
カニは包丁でぶつ切りにした後、ミキサーで細かく砕いて、殻から身や内臓を汁の中に出す。汁に熱を加えると、タンパク質などの成分がふわふわとした固まりになって浮かび上がる。昔ながらの調理方法では、カニをつぶすのに、もちつきの石臼ときねを使う。

宇佐平野を縦断し周防灘に流れ込む駅館川やその支流で獲れる川ガニを使った、宇佐の郷土料理の1つ。川ガニの正式名称はモクズガニ(ヅガニともいう)で地元では「ガニ」と呼ぶ。ガニを殻ごとすり潰してザルで漉し、汁に塩や薄口醤油を加えて温めたところに、高菜などの青菜を混ぜ合せたすまし汁で、ガニの風味が格別。市内の和食処などで提供。ガニ入り炊込みご飯を出す店もある。

2014/7/8 15:07:46 登録 2015/11/13 19:56:47 更新

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