• No.4373
  • 料理・グルメ

大村寿司 (長崎県/大村市)

大村市の郷土料理の代表は大村寿しで、この料理には歴史があります。
約500年前、当時の大村領主であった「大村純伊(すみこれ)」が領地を奪回したとき、領民たちが喜び、もろぶたにご飯をひろげ、その上に魚の切り身や野菜のみじん切りなどを載せ、押しずしにして領主や将兵の食事として出し、これを脇差し(刀)で5cm角に切って食べたと言われています。現在でも各家庭では、お祝い事の度に作って食するところもあります。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/46_5_nagasaki.html)

古くから大村市に伝わる郷土料理。
室町時代、戦に敗れ領地を奪われた大村純伊(おおむらすみこれ)が、反攻して領地を奪還し帰還した際に、領民らがそれを祝うために押し寿司を作り供したのが起源とされている。
なぜ押し寿司だったのかというと、大勢の兵に食べてもらうための食器が足らなかったため。
領民らは浅い木箱(もろぶた)に大量の炊きたての米飯を広げて、具を二重に乗せた押し寿司を急ごしらえし、兵士らはそれを脇差しで四角に切りながら食べたのだという。
この伝承により、地元では「勝ち戦の祝いの寿司=大村寿司」となり、いまでもお祝い事に欠かせない料理として重宝されている。

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2014/7/8 12:54:25 登録 2024/5/9 9:09:28 更新

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