• No.4370
  • 菓子・甘味

ゆでだご (佐賀県)

ゆでだごは昔から佐賀のおやつとして親しまれています。こねた小麦粉の生地を手で薄くぺったんこにのばし、ゆでたものに黒砂糖をまぶして農作業の合間に食べたりしていました。
生地によもぎを混ぜ、なかに小豆あんをいれたものも自然そのままの味わいで、素朴なおいしさがあります。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/45_11_saga.html)

「ゆでだご」は「ゆでだんご」がなまった言葉で、小麦粉と黒砂糖を使ったお菓子のこと。「平だご」と呼ばれることもある。佐賀県では昔から二毛作が盛んに行われており、米を収穫した後には麦を育てていたため、多くの農家には自家栽培の小麦粉や米粉が常備されていた。それゆえに、毎日の食事や手軽なおやつにそれらを使うことが多く、「ゆでだご」もそんな郷土料理のひとつである。ぺったんこに伸ばした小麦粉の生地をゆでて黒砂糖をかけるのが一般的だが、生地にゆでたカボチャ、またはほうれん草やヨモギを混ぜたり、中にあんこを包んだりすることもある。

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ゆでだご

2014/7/8 12:03:34 登録 2024/5/8 18:07:01 更新

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