- No.4349
- 料理・グルメ
おきゅうと (福岡県/福岡市)
博多人は朝食に欠かせない物です。エゴノリを干し、煮溶かして小判型に固めた物で、生姜醤油かポン酢で頂きます。昔、飢饉の時の食糧とした事から「救人」等とも言われます。
海藻で作ったお総菜。福岡県民は、おきゅうとを朝食に食べるのが定番らしい。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/oquto_fukuoka.html)
「おきゅうと」は、海藻であるエゴノリを干し、煮溶かして小判型に固めた食べ物で、海に面した福岡県ならではの郷土料理である。また、「おきうど」とも呼ばれており、アジア・太平洋戦争前までは、毎朝おきゅうとを売り歩く「おきゅうと売り」がいたほど、かつては朝ごはんに欠かせない一品であった。
なお、飢饉の時代、食糧難だった際に「おきゅうと」を食糧とし、多くの人を飢えから救ったことから「御救人(おきゅうと)」や「救人」と呼ばれたという説や、漁師が海藻から偶然生み出した食べ物というところから「沖人」や「沖独活」という名称になったという説もあるなど諸説ある。
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2014/7/8 9:35:57 登録 2024/5/7 14:59:10 更新
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