• No.43
  • 料理・グルメ

もんじゃ焼き (東京都/中央区)

小麦粉を主体とした材料を鉄板で焼いた料理。月島の月島もんじゃ焼が有名。

小麦粉をメインにした具材を鉄板で調理する料理。お好み焼きと比べて、生地に使う水分量が多く、調味料やソースなどを混ぜることもあるのが特徴です。鉄板の上でジュージューと焼きながら小さなコテ(ヘラ)を用いて食べるのが一般的。

もともとはおやつとして食べられてきたもので、ゆるい生地で鉄板に文字を書きながら焼いたところから、文字焼き、それがもんじゃ焼きとなったと言われます。

浅草や月島を中心に多数のもんじゃ焼き店が存在し、バリエーションも多彩。東京を訪れる観光客の人気の品となっています。

ゆるめの生地で、文字を書きながら、焼いたところから、文字焼き。それがなまって、もんじゃ焼きと言う説があります。

月島もんじゃ

もんじゃ焼きは、多めの水で小麦粉を溶かし、ソースなどの調味料と、細かくした具材を一緒に混ぜ込んだ生地を鉄板で焼いたもの。鉄板に広げた生地は、小さめのコテで押さえつけて焼きながら食べる。焦げるぐらいしっかり焼いてパリパリの食感にしたり、少々焼いてトロッとした食感にしたり、好みの焼き加減で味わえる。
キャベツ、桜えび、切りイカ、もち、明太子、チーズ、ベビースターラーメンなど、豊富なトッピングが揃えられている。家族や仲間とわいわいと鉄板を囲みながら味わえる一品。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/34_3_tokyo.html)

もんじゃはゆるく水で溶いた小麦粉に具材を混ぜて鉄板で焼き、めいめいのヘラで熱々を食する料理。
江戸時代末期、月島の駄菓子屋の前で手頃なおやつとして売られていたのが根源である。食料難であった昭和20年代頃、うどん粉を溶いて醤油やシロップを加えたシンプルなもんじゃ焼きが子どもたちに広く親しまれていた。江戸末期から明治にかけては物資が不足していた時代、紙や習字の道具をなかなか手に入れることができなかった子どもたちに、小麦粉を水に溶いた生地で鉄板に文字を書いて教えたり遊んだりしていたことから「文字焼き」と呼ばれ、もじがもんじと転じて「もんじゃ」へ変化していった。戦後の経済成長に伴い、キャベツ、コーンや揚げ玉など具材を入れて進化していったが、同時に子どもたちが親しんできた駄菓子屋は激減してしまう。幼い頃から親しんできた味を残そうと数軒のもんじゃ焼き店が立ち上がり、大人のつまみへと変化を遂げ、現在に至る。
もんじゃ焼きに必須なのが、鉄板とヘラ。もんじゃ焼きは生地の外側から少しずつすくい、鉄板に押し当てて焦がして食べるのが一般的だが、現在は実にさまざまな具材のバリエーションに富んでおり、様々な味ともんじゃの食感を楽しむことができる。

2012/11/2 19:40:10 登録 2024/4/17 13:33:38 更新

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もんじゃ焼き
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