• No.4176
  • 料理・グルメ

こしね汁 (群馬県/富岡市)

地元特産のこんにゃく、しいたけ、ねぎの頭文字を取り「こしね汁」と名付けられています。隠し味に豚肉や油揚げなどを入れてコクを出し、食べやすく栄養価の高いものとなっています。地元野菜をふんだんに使用し、野菜嫌いの子どもも野菜が多く摂取できる、具だくさんの「食べるみそ汁」です。

給食用は、こんにゃくやしいたけ、ねぎなどは、子ども達が苦手な食材のひとつですが、切り方を工夫したことにより、子ども達にも喜んで食べられています。夏は白味噌、冬は赤味噌と味付けにも変化をつけることにより、給食人気メニューベスト5に入るほどとなりました。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/32_24_gunma.html)

群馬県の南部にある富岡市は自然豊かな街。赤城山、榛名山とともに上毛三山と呼ばれる妙義山があるほか、市の中心を利根川水系の一級河川・鏑川が流れている。さらに温暖な気候であることから肉や野菜などの農畜産物が美味しく育ち、多くの特産物を輩出している。中でも有名なのが、甘楽・富岡地域で栽培されているこんにゃく、しいたけ、ねぎの3つの野菜だ。からっとした富岡市の天候では、湿気を好まないこんにゃくや原木栽培によるしいたけ、太くて立派な下仁田ねぎなどが良く育つ。そこで富岡市婦人会連合会がこれらの農畜産物がたっぷりと入った汁物の郷土料理を考案。「こんにゃく」「しいたけ」「ねぎ」の頭文字を取り、「こしね汁」と名付けた。

2014/7/7 15:14:19 登録 2024/4/16 10:11:10 更新

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こしね汁
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