• No.4032
  • 料理・グルメ

がんづき (岩手県)

冠婚葬祭の引き出物や農繁期小昼として、また、日常のおやつとして、気仙地方で昔から親しまれてきた郷土料理です。 丸いがんづきに、M字にゴマをあしらえたのが、あたかも満月を背に飛んでいる雁(ガン)のようであることから「ガン・月」、「がんづき」になったとされています。黒砂糖を使った「黒がんづき」や、砂糖と牛乳で作る「白がんづき」など、さまざまながんづきがあります。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/28_4_iwate.html)

「がんづき」は県南地域を中心に県全域で食べられているお菓子。名前の由来は、丸い形とその上にM字に乗せられたゴマが、満月に向かって飛んでいる雁のようであることからと言われている。
小麦粉、砂糖、卵に重曹、酢を加えて蒸すことで膨らませる郷土菓子で、ゴマやくるみが入っており、もっちりした食感が素朴な味わい。腹持ちが良く、昔から農作業の合間の間食である小昼(こびり)や、日常的なおやつとして食されてきた。
黒砂糖を使用する茶色っぽい見た目のものは「黒がんづき」、白砂糖を使用するものは「白がんづき」と呼ばれる。岩手県以外に、宮城県の郷土菓子でもある。

2014/7/4 14:50:57 登録 2024/4/5 13:21:35 更新

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がんづき

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