• No.3960
  • 料理・グルメ

トウガラシ味噌 (鳥取県)

文政11年(1828)5月頃、に勝見(かちみ)集落に大火があり、ほとんどの家が焼失するなかで焼け残った薬師堂に村びとがこもり、願をかけて「トウガラシ味噌」を作って、これをなめながら集落の復興に力を尽くした。
大火は5月頃であることから保存ができるように ごま・味噌のほかに、元気が出るように赤トウガラシを加えたのではないかと考えられる。以後、防火意識の向上のために、毎年薬師堂を会場に当時を忍んで「トウガラシ味噌」をなめながらにぎり飯で食事をする行事を、人々が忙しくない旧正月の4日に実施し続けている。

2014/7/3 18:56:11 登録

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