• No.3744
  • 料理・グルメ

へぼ飯 (岐阜県/多治見市)

多治見市周辺で「郷土料理」といわれる料理は見当たりませんでした。しかし、変わった食文化はあります。それは、昆虫を食べることです。ハチやイナゴ料理して食べるのです。通称「ヘボ」と呼ばれる黒スズメバチをご飯と一緒に炊いた「へぼ飯」は、好きな人にはたまらない一品だそうです。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/38_5_gifu.html)

へぼ(クロスズメバチ、地蜂とも呼ぶ、地中の中に巣をつくる体長2センチほどの蜂)の幼虫を使った恵那市を中心とする周辺地域の郷土料理。 高タンパク・高カロリーなへぼは、海から離れたこの地域の貴重なタンパク源として、住民の健康促進に役立てると共に、大切なお客にご馳走として振る舞われた。
へぼを食べる文化は、信州から奥三河にかけての山間地域で盛んである。江戸時代に書かれた「想山著聞奇集」(三好想山・1850年)の中に、美濃国や信濃国では、蜂の子を醤油で味付け、ご飯に混ぜた「へぼ飯」を食している、という記述がすでにあり、古くからの食習慣だったことがうかがえる。
へぼ料理は、へぼ飯の他にも香ばしい食感の甘露煮やへぼ五平餅などがあり、秘伝の郷土料理として代々受け継がれている。

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へぼ飯

2014/7/2 12:05:47 登録 2024/4/24 14:44:18 更新

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