• No.362
• 料理・グルメ

チキン南蛮 (宮崎県/延岡市)

衣をつけた鶏肉を揚げ、あつあつのところで甘酢のタレにからめ、タルタルソースをかけて食す全国的に有名なご当地料理です。
　
現在主流となっているタルタルソースをかける形のチキン南蛮は、昭和31年に開業した食事処「おぐら」の甲斐義光氏が考案したといわれています。なぜ「南蛮」と名付けられたかについては、魚の南蛮漬けが原型である為という説が一般的です。

宮崎県定番のチキン南蛮は、タルタルソースをたっぷりかける。タルタルソースをべったりつけて食べるのが定番!?

現在では発祥の地である宮崎県延岡市が町ぐるみでチキン南蛮を全国にアピールしています。
チキン南蛮は、甘酢っぱいタレに、油で揚げた鶏肉を軽く漬けた後に、タルタルソースをかけて食べます。宮崎県内のお店でよく目にするメニューの一つです。

南蛮酢につけた揚げ鶏肉に、甘めのタルタルソースをたっぷりかけるのが宮崎流！
宮崎県都城市観光大使に就任した「てげうめグルメヒーロー・チキン南蛮カレー王子」がプロデュース！門外不出の甘酢ダレを贅沢に使用した「宮崎」発祥のチキン南蛮。からあげとは異なり、やわらかなとりもも肉を最後に卵にくぐらせて揚げることで、衣はサクふわ、中身はジューシー。さらに独自の製法による具が大きいタルタルソースをふんだんにかけてお召し上がりください！

宮崎を代表する郷土料理。
甘酸っぱいタレに山盛りのタルタルソースで頂きます。

宮崎チキン南蛮 /　延岡発祥チキン南蛮

全国に名をはせた宮崎ローカルフードの中で、筆頭の出世頭である「チキン南蛮」。カラッと揚げた鶏の胸肉を酸味と甘みのバランスが絶妙な甘酸っぱいタレに漬け込み、タルタルソースをかけて出す宮崎の名物グルメ。タレに漬け込まれた鶏肉に、タルタルソースとのハーモニーは絶品。
脂肪分が少ない若鶏の胸肉を使い、あっさりとした味わいを楽しめる店や、柔らかいむね肉を使用した鶏本来のジューシーさが味わえる店など、店ごとに様々なチキン南蛮が楽しめる。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/chikin_nanban_miyazaki.html)

延岡市発祥で知られる「チキン南蛮」。昭和30年代に延岡市内の洋食店で、賄い料理としてつくられたのが始まりとされる。当時は「鶏から揚げ甘酢漬け」とも呼ばれる料理だったようだが、その後、タルタルソースをかけサラダなどを添える、現在のスタイルになり人気を博すようになった。昭和40年代には、時折家族で出かける外食のごちそうメニューとして浸透し、やがて学校給食や家庭料理、県内全域で飲食店のメニューとして普通に見られるようになった。
チキン南蛮の「南蛮」とは、もともと戦国時代に来日したポルトガル人や、その文化を表す言葉である。彼らのもたらした食文化の中に「南蛮漬け」があり、これは唐辛子入りの甘酢に食材を漬けてつくられるもので、これに鶏肉を用いて料理されたため、「チキン南蛮」と呼ばれるようになったといわれている。

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2013/3/25 20:15:40 登録 2024/5/10 15:35:29 更新